では、日本の遊戯機市場はどのようになっているのか、

今年度の予想を事業別に見ると、遊戯事業が減収、減益見通しであるのに対して、ゴルフ事業は増収、増益見通しとなっています。つまり、遊戯事業が足を引っ張っていることになります。
低迷が続くパチンコ、パチスロ市場

http://dream-share.jp/users/profile/1156 http://www.necopic.com/content/users/226では、日本の遊戯機市場はどのようになっているのか、同社の決算資料をもとに見てみましょう。

まず、国内のパチンコ市場ですが、過去10年間、漸減傾向が続いています。2007年(暦年)に約30兆円あった市場は、2010年には約26兆円、2015年には23兆円に減少しています(日本生産性本部調べ)。

一方、パチンコ・パチスロのホール軒数は、2009年の1万2,652軒から2016年には1万986軒に減少した一方で、1ホールあたりの設置台数は2009年の356台から2016年には411台に上昇しており(警察庁調べ)、集約化とホールの大型化が進んでいることがうかがえます・

http://e-saksak.com/userinfo.php?uid=6586 http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=2523このように、遊戯市場の低迷は最近始まったことではなく、かなり以前から起きていたことになります。また、今年度の不振は、こうした傾向に加えて規制強化が市場低迷に拍車をかけたことによるようです。